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カルシウムがあると思い込んで、
子どもはもちろん私も、牛乳を毎日飲むようにしているのですが…。 |
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ミルクというものは白い血液のことで、この世に生きる哺乳動物たちのすべてのおっぱいをさします。地球には哺乳動物の仲間が4000種類もいるから、おっぱいもそれぞれ4000種類。ネズミはネズミの、カバはカバの、つまりヒトはヒトのミルクを飲むのが一番で、ヒトが牛のミルクを飲むのは不自然だということなんです。その証拠に、戦前の日本人はほとんど牛乳を飲んでいませんでした。
ところがアメリカの占領政策により、保健所や病院などで牛乳がすすめられ、学校給食に牛乳が導入されて以来、「カルシウムがある」と教育され普及されることになったんです。しかし不思議なことに、牛乳の消費量が増えるとともに“骨粗しょう症”の人が増えてきました。 そもそも日本人の腸には牛乳のカルシウムを吸収するために必要な“ラクターゼ”という酵素が欧米人と比べ少ないんです。またこの酵素は乳児期を過ぎると減少するため、大人になるとせっかく飲んだ牛乳のカルシウムも余分に排泄されるわけです(※)。
日本人には牛乳よりもっとカルシウムが多く含まれる野菜や海草が豊富にとれるので、こちらを常食することがおすすめ。煮干しは22倍、わかめは7倍、切干大根は5倍もあるんですよ。
うっかりママ「え!じゃ、これからは嫌がる子どもに無理やり牛乳を飲ませなくていいんですね!あ〜、ほっとしました。これから朝食は、パンと牛乳をやめてごはんとお味噌汁にします」
※カルシウムパラドックス:牛乳の摂取量が世界一多いノルウェーでは、“骨粗しょう症”の発生率が日本の約5倍。このように牛乳を摂りすぎると、せっかく摂ったカルシウムが出ていってしまい、かえって骨が弱くなる現象が起こるので要注意です。 |
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「牛乳がモー毒」だなんて…
現代のアトピーと関係があるんですか? |
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アトピーはまだ怖くない弊害のほうなんですよ。
1911年までは粉ミルクがなかったので他のお母さんから“もらい乳”をしていたんですが、現在ではそういう習慣もなくなり、粉ミルクで代用することになりました。ですが、人工栄養児の死亡率は母乳栄養児よりずっと高いのです。それに、牛乳を摂りすぎると “アテローム硬化”といって悪玉コレステロールが血管にこびりついてしまう現象を引き起こし、母乳が出なくなるだけでなく、脳梗塞・心筋梗塞、ガンという生活習慣病の原因になりかねないんです!
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| 子どもがキレやすくなってきたのも、実は“動物性たんぱく質を摂り過ぎる食生活”に起因しているとしか考えられません…。 |
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よくテレビ・雑誌で
「ヨーグルトが身体にいい」と言われていますが、実際は? |
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もともと人間はサルが住める場所でしか住めない哺乳動物だったんですが、家畜の乳やチーズなどを摂ることによって気候の厳しい土地にも住めるようになりました。
つまりヨーグルトなどの乳製品は、北欧など冬の間に食べるものがない国々の人にとっては必要なのですが、日本人にとっては不自然な食べ物なんです。 日本ではちゃんとその季節の野菜や魚が豊富にあるわけですから。
逆に日本人がヨーグルトを摂り過ぎると、視力低下の原因になるんですよ。
うっかりママ「つまり、チーズなどの乳製品にも言えることなんですね…。私も目が悪いので、摂り過ぎには注意します!」 |
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豆乳なら身体にいいということですが、まずいので子どもが飲んでくれません。どうしたらいいですか? |
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乳幼児の腸内はビフィズス菌が少ないので、つねに補ってあげないといけません。つまり“補遺”の役割です。
日本には幸い、豆腐・納豆・味噌汁などの“優れた発酵商品”がたくさんありますし、特に豆乳はベストな飲み物です。
豆腐屋さんで売っている豆乳が一番おすすめですが、調整していないものがもし「まずい」と感じるようなら、黒糖を少し入れてみてはいかがですか? 甘みがプラスされて飲みやすくなりますよ。 |
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シリアル&牛乳という組み合わせもダメなんですか? |
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“保存がきく”食品というのは基本的に避けていきましょう。
地場のもので季節のものを食べるのが一番身体にいいんです。つまり“腐る食べ物”でなくちゃだめですよ。
うっかりママ「うーん、耳が痛いです。子どものお弁当にも冷凍食品ばかり使っているので…。少しずつでも旬のものを取り入れていけるようがんばらなくちゃー!」 |
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海外の牛乳は日本のものとどう違うのですか? |
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特に海外の牛乳には成長ホルモンが入っていることがあるので注意したいですね。新聞にも載っていたのですが、アメリカの3歳の子どもが初潮を迎え、8歳の子が出産してしまうなど、女の子にとっても悪影響が出ています。最近日本でも乳房が出ている男の子がいますが、まさしく輸入牛を食べすぎている証拠ですね。
そういうこともあって、今まで牛乳ばかり売られていたアメリカでも豆乳が出回り始めています。 |
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カルシウムを補うとしたら、他にどのような食品を摂ればいいですか? |
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あくまでカルシウムだけを摂ろうとせず、カルシウムとマグネシウムのバランスを考えていきましょう。牛乳だけでは骨として活きていかないんです(※) 。
日本でも骨折が増えてきているので、お米の胚芽の部分や緑黄色野菜、豆などをどんどん食べていってほしいですね。
うっかりママ「はーい、わが家も玄米を食べ始めています。4歳の娘が野菜ギライなのですが、玄米のおにぎりなら食べてくれました!またこれからも色々教えてくださいね、先生!」
※マグネシウムは骨の形成を助ける働きがあり、理想的な比率はカルシウム2に対し、マグネシウムが1です。 |